曽根麻矢子さんのチェンバロ演奏は可憐さと情熱とを併せ持った魅力があります。
昨日仕事帰りの車の中で父と母が後ろの席、長男が助手席、私は運転席という配置で曽根麻矢子さんの「シネマ・チェンバロ」というアルバムを流しました。
長男はチェンバロの音が好きだと私は初めて知りました。父は眠り、母も静かに聞いていました。
私が曽根麻矢子さんのアルバムを買った経緯や曽根麻矢子さんがバッハだけでなくスペインの「ファンダンゴ」というジャンルも得意としているというような私の話を長男は興味深そうに聞いてくれました。
長男もいろいろ感想を話してくれるので、車の前の席は盛り上がっていました。
父も母もそんな私達親子の会話を黙って聞いてくれていたか、眠っていたかは分かりませんが、静かに見守ってくれているのは間違いないと感じました。
----------以下引用です
「大きい器を準備しなさい。小さい器には早く水を入れることができるが、それからあふれ出る水が少ない。しかし、大きい器に水を入れるのは難しいが、黙ってあふれるときには莫大な水となる。」(文鮮明師『御旨の道』P276)
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