あなたとあなたのご家族がお健やかであられますように

2010年08月18日

森赳近衛第1師団長のこと

 森赳(たけし)近衛第1師団長(中将)は1945年8月15日終戦の日の未明、師団長室で義弟の白石道教中佐と浴衣姿にて談話中、クーデターを画策していた一団の若手将校に面談を強要されました。

 森中将がその場でクーデターへの参加をきっぱり拒否したため、森中将を守ろうとした白石中佐も斬殺され、森中将も凶弾をを浴び更に凶刃を受けて倒れました。

 享年61歳でした。日本は惜しむべき方を終戦直前に突然失うことことになりました。

 森赳中将は「日本帝国陸軍は何故このように過ちを犯したのか?」と悩まれ、日露戦争の「勝利」の受け止め方にその原因の発端を見出し、戦史研究を纏めて本も出しておられました。

 しかしのその書物も「帝国陸軍」の秘密主義により、大半の資料が削除されての出版となったといいます。それでも更に資料を充実させて研究を纏めておられたようです。

 日本帝国陸軍の組織改革がなされていればここまで国民を苦しめずに済んだのではないか、という心の痛みが森赳中将にはあったのだと思わざるを得ません。
 
posted by ハッピーいちろ at 22:49| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・歴史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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